意見書

現在議論されているチーム制度について私が書き込んだ対案並びに意見書です。

SHメンバー以外の方の意見も取り入れていますので、SHのホームページではなく、

tomson自身のホームページに掲載する形をとりました。

会議チャットへの書き込みを書き込んだ本人が公開することは可となっております。

まだまだ内容として詰め切れていない部分や問題点も抱えておりますが、マリカに関わる人達に共有していただきたいとのご意見いただきましたので、私の書き込みをweb上で共有できるような形としました。以下書き込み本文です。

(これに関する意見がありましたら、チーム内で集約して会議チャットへ上げていただけますと幸いです)

昨日(今日の深夜)から今日にかけてチーム内外の人数名と話していてSHとしてのまとめておいておきます。交流戦があるため、なかなか本日は顔出せません。

内容としては、

Ⅰ.前提

Ⅱ.始めたての人の参加ハードル問題

Ⅲ.チーム間重複過多問題

Ⅳ.まとめ

Ⅴ.マリカンバン(仮称)システム面

Ⅵ.末筆

 

Ⅰ.前提

インターネットという比較的自由な場において、一個人がその界隈全体に対して強制力を発揮するようなルールを適用するというのは現実的ではない。

 

Ⅱ.始めたての人の参加ハードル問題

 

A.現状の問題点とれいぜ案のミスマッチ

その一方で、現時点ではマリカのチームというものが始めたての人にとってハードルが高くなってる、始めたての人が育つ場が少ないということを始めたての人が感じているということは事実としてある。まずはその事実を現在するチームに所属しているすべての人に認識してほしい。そのうえで始めたての人をチームに受け入れて、始めたての人がチーム戦を楽しむ(だいたいの場合は勝つことがこれにつながる)方法を学ぶ機会を作ってあげたいと思うかは、それぞれのチームに任せるよりほかない。マリカ界隈を盛り上げたい、活発化させたいと考えている人も実際にいる。それならば、そういう人がチームを作りやすい環境を整えたら、今よりも始めたての人の参加ハードルが大きく下がると考えられる。

また、多く見られる事実として、メンバーを募集して実際に入団している人を見ると、やはり走力を基準に入団させている。それが多くのチームの運営方針であり、仮にメインサブの制度となって、サブチームによる定期的なメンバー募集があったとしても、現時点でのメンバー募集がそういう状況になっていることを踏まえれば、結局始めたての人がサブチームに入団することも厳しいと考えられる。

 

B.解決への方針

では、どうやってこの問題を解決していくのか。それは始めたての人を受け入れて一緒に強くなっていきたいというその情熱を持った人がリーダーとしてチームを引っ張っていくしかない。そして、そういう情熱を持ったリーダーのチームを始めたての人が見つけやすい環境を整えるしかない。そこで着目したのがイカナカマ(http://ikazok.net/my/home)である。知らない人もいると思われるので、簡単に説明すると、個人の登録とチームの登録が存在し、メンバー募集中のチームを検索できる。これと同様のシステムをマリカンバン(仮称)として立ち上げ、現存するチームサイトに共通してみられる項目(例えば、ガチチームなのかエンジョイチームなのか、はたまた身内チームなのかなど。公募なのか勧誘性なのかなど)を選択式で設定できるようにする。一方、個人登録では、初心者、中級者、上級者を表記できるようにすることなど。このシステムを作れれば今よりもずっと始めたての人の参入のハードルは間違いなく下がるし、現役の人がさらに所属するチームを求めるときにも便利である。また、JPNの交流戦動画なども始めたての人が学ぶ上で非常に有益であるので、アップロード者に許可を取る必要はあるが、参考になる動画として一覧になっているページがあったり、交流戦や模擬で一緒に走る機会があった上手な人の中で立ち回りなどの質問が来たら受けてもいいよっていう有志の人たちを紹介するページがあったりしてもいいかもしれない。有志の人はまずは上手な人に協力を依頼することだろうか。

 

 

Ⅲ.チーム間重複過多問題

 

A.問題点

もう一つ今後起こりうる問題としては、MK8中期から後期にかけて頻発していたメンバーのチーム間重複過多である。メンバーが所属するチームが多いことを指すのではなく、チームに所属するメンバーが別のチームでも一緒の人ばかりになるということを指している。非常に稀であるモチベ上位互換チームではなく、実力上位互換チームでこの問題が起きてしまうときが厄介である。ここでいう上位互換チームというのは、複数のチームの上位者のみで形成されたチームのことで、実力上位互換チームができてしまうと、モチベはあるが実力が伴わない人達が切り捨てられて行ってしまうことである。こうなるとチーム名は違えど同じようなメンバーみたいなチームがいくつもできてしまう。これに関してはリーダーがメンバーの選定にあたり注意すれば回避できることである。ただ、これに関しても強制はできない。しかし、この問題はほぼ間違いなく発生する。

 

B.対策

では、どうやって対処していくのか。結論から言えば、各チームのリーダーにこの問題を意識してもらうことである。そもそもこの問題点が共有されきれていないことが問題なのである。意識してもらえれば、メンバーのチーム間重複過多は減ると考えられる。また、現実的に活動しきれる所属チーム数は3チームという認識が広いことはだいたいのリーダーは認識している。また、この部分に関して強制的に所属チーム数やチーム間のメンバー重複数に制限を入れてしまうと、実力上位互換チームができてしまったときに、(表現は非常に悪いが、僕のような)モチベの有り余る実力下位が新規でチームを立ち上げることを難しくしてしまう。メインサブの制度もこれを縛る障壁になってしまう。また、チーム間重複過多が進むと、複数のチームでチームの形骸化が進んでしまいチームとして活動できなくなるという問題が発生する。

 

 

Ⅳ.まとめ

 

以上から我々が現状無理なく全体に浸透させられるであろう仕組みは下記の通り。

1.メンバーのチーム間重複過多が起こることによるチームにとっての不利益を各チームリーダーに認識してもらうこと。

2.強制力を持たずに、1.を回避する方法としてチーム間でのメンバー重複が3人以下(具体的な人数は正直どうでもいい)、メンバーのチーム重複は3つ以下が望ましいのではないだろうかという提言にとどめること。

3.イカナカマをベースにしたマリカンバンを作成し、始めたての人がメンバー募集をしているチームを見つけやすくする。逆に、メンバー募集をしているチームがチーム参加を希望している人を見つけられる仕組みを構築する。

4.マリカンバンを現状のMKBのように「MK8DX チーム」や「マリカ8DX チーム」で検索するとヒットするようにキーワードを設定すること。

 

 

Ⅴ.マリカンバンシステム面

 

A.組み込まれるとプラスになりそうなシステム

①新チームが登録されると自動的にツイートされる。最悪現状のMKBのような手動ツイートでも可。

②チーム一覧ページのURLを紹介するツイートを定期的に自動ツイート。(キーワードとしてMK8DX、チームを含み、#MK8DX #チームを含む)

③メンバー募集を開始するとその旨のツイートがワンクリックでマリカンバンのTwitter垢から自動でなされる(ハッシュタグによる引用RTも考えたがURLが入っていると厳しそうではある。勉強不足ならすみません。)(MK8DXチーム○○がメンバー募集を開始しました URL #MK8DX #メンバー募集)

 

B.問題点

このマリカンバンのシステムを作ることができる人を見つけなくてはならないという技術的な問題点とサーバー管理の問題がある。これらの問題点を解決する手立てを現状持ち合わせてはいない。

 

 

Ⅵ.末筆

 

余談にはなるが、3.のシステムは、現在のMKBの登録を管理者の手動で行う必要がなくなるという省力化も期待できる。また、チームの募集要項がある程度デフォルトで完備されていれば、始めたての人が新規チームを立ち上げるハードルも大きく下がる。ある程度、界隈として成功している事例に目を向けてシステムを構築していくことは必要である。

 

2017.07.04加筆・修正

・ここでいうMKBとはMario Kart Blog(http://japan-mk.blog.jp/)のことを指す。

今後似たような単語に触れる機会があるため、理解の違いが起こらないように追記しておく。

 

・イカナカマのURLを追記。

 

・若干言葉を変更:新参者という固い表現を始めたての人という柔らかい表現に変えた。